いつ以来だろう、『太陽の塔』に再会したのは。
たしか記憶では、壊されるはずだったのに、
40年経った今、
周りの風景はどんどん変化してしまったのに、
40年経っても、
やっぱり青い空に向かって仁王立ちの彼でした。
あれだけ人々が行列をなしていたアメリカ館も、ソ連館も、そして桜の花びらの日本館も、今はもうありません。彼こそが大阪万国博覧会だったのかもしれません。
今は入口も出口も無いのだけれど、淋しいことにその足もとにはフェンスが張られて彼に触れることが許されません。
そして、たしか『お祭り広場』だった彼の眼下に広がる『立ち入り禁止』の芝生は、とっても理解に苦しむ光景でした。
40年前、そこでは色々な国々の方々が、歌ったり踊ったりしていました。
屋根が無くなってこれだけの青い空を彼と一緒に見上げることが出来るのに、そこではもう誰も歌ったり、飛び跳ねたりできません。
ただただ、静かに空を見上げましょうか。
時4月
彼の眼下には、満開の桜の花咲く万博公園。
その淡い淡い桜色の木が続くその下には、沢山の人達。
大道芸人のひろとさんの姿もあって、多くの見物人が、その大道芸を楽しんで観ていました。
そう、新得なら、会う人の何十年分の人々。
決してピンク色ではない極めて白に近いピンク色の花が溢れていました。
(2010/4/10)